2011年08月17日

出雲大社平成大遷宮

【出雲大社と古代歴史博物館】

春日井支部広報委員:湯浅です。

出雲大社平成大遷宮の工事現場が見学できるとの噂を聞き、
夏休みを利用して行ってきました。

出雲大社(正式名:杵築大社)といえば、若いころ「建築史」
で、“高床・切妻・妻入り”の建築様式を代表する建物として
“お勉強”しましたね!(^^)/

現在、出雲大社は60年ごとに行う遷宮工事に入っており、
御本殿は、大きな仮設上屋に覆われ、屋根の檜皮の葺替えや
傷んだ部材等を修復する工事をしています。
(施工:清水建設梶j

今回、歴史上初めて遷宮工事現場内部を一般公開するとのこと
でしたので、島根県まではかなり遠かったのですが・・・
家族連れで頑張って行ってきました。(^^)

60年前の遷宮以前は、作事場に一般人が入れることなど
なかったそうです。 神聖な場所ですから。
※女人禁制で大社の巫女さんも御本殿には入れないし、
 天皇陛下でも御本殿下の回廊までしか入れないとか制約が
 あるのだそうです。

そんな神聖な社の中は当然写真撮影等は禁止で、作事場内部の
写真はありませんが、こちらをご覧ください。m(__)m
出雲大社遷宮パンフレット1.JPG

(パンフレット)

出雲大社遷宮工事記念品1.JPG

(見学会の記念に貰えた本殿屋根の古材等)

出雲大社参道1.JPG

(出雲大社参道)

出雲大社(拝殿1).JPG

(出雲大社拝殿)
※拝殿の後に見えるのが御本殿を覆う仮設上屋、
 左側が遷宮に伴う仮本殿です。

大国主命1.JPG

(大国主命像)
※大国主命が天照大神にこの国を譲られてたのを記念して
 建立されたのが出雲大社の始まりです。

古代出雲歴史博物館1.JPG

(古代出雲歴史博物館)
古代歴史博物館内はノーフラッシュなら撮影OKです。

古代出雲歴史博物館3.JPG

(建物概要)
・構造:鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨造)
・階数:地上3階、地下1階
・設計:槇総合計画事務所
・施工:大林組、中筋組、岩成工業他
・敷地面積:57,000m2
・建築面積:9,444m2
・延床面積:11,854m2
・総工費:68億円
・竣工:2007年3月

古代出雲歴史博物館(宇豆柱1).JPG

(発掘された宇豆柱)
※2000年の御本殿敷地発掘調査で発掘された御柱
 (直径約70pの杉の巨木3本1組にしています)

古代出雲歴史博物館(模型1).JPG

(平安時代の出雲大社復元模型)高さ地上16丈(約48m)
※平安時代貴族の教科書:口遊(くちずさみ)に記載されている
 高さです。
 (個人的には発掘された宇豆柱と合わせて、かなり信憑性がある!
  ・・・と思います。)

古代出雲歴史博物館(国宝銅鐸2).JPG

(加茂岩倉遺跡出土の銅鐸(国宝))

古代出雲歴史博物館(国宝銅剣群1).JPG

(荒神谷遺跡出土の銅剣358本(国宝))


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2011年05月23日

ホキ美術館

春日井支部広報委員の湯浅です。

先日、東京方面に行く機会がありましたので、
ついでに、前から一度観てみたいな〜と思っていた
美術館に行ってきましたのでご紹介します。

≪千葉県 ホキ美術館≫
千葉ホキ美術館11.jpg


≪施設内容≫
・階数:地上1階地下2階
・構造:RC造、一部鉄骨造
・敷地面積:約3,860m2
・延床面積:約3,720m2
・展示室面積:約1,800m2
・展示室数:回廊型ギャラリー3層9室
・工期:着工2008年10月〜竣工2010年9月
・設計:日建設計
・施工:大林組

千葉ホキ美術館15.jpg


千葉ホキ美術館16.jpg


千葉ホキ美術館12.jpg


千葉ホキ美術館17.jpg


≪収蔵美術品≫
・日本初の『超写実派』絵画の専門美術館です。
 ※ダリとか『超現実派』とは違います
 何と表現していいか・・・写真よりもリアル!”
 ・・・とでも言ったらいいののでしょうか?
 対象物の向こう側にある“真実”を描ききろう
 とする作家の情熱や執念が感じられる作品郡です。
 
 野田弘志、島村信之、石黒賢一郎など、日本国内外
 の画家の作品が多数常設展示されています。
 (特に野田弘志の作品は圧巻です)

 館内は撮影禁止ですので、↓こちらをご覧下さい(^^)

 ホキ美術館http://www.hoki-museum.jp/

 
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2011年01月27日

東京スカイツリー

「東京スカイツリーを見て・・・」

広報委員の湯浅です。

先日業務で東京出張があった際、空き時間を利用して
墨田区で施工中のスカイツリーを見てきました。

完成時(平成23年12月)は634mに達するそうですが、
現在はまだ500m程のところを工事してました。
しかし・・・さすがにデカイですね!
近くまでくると視界いっぱいに“スカイツリー!!”
・・・って感じです!(^^)

このタワーは「制振構造」を採用しているのですが・・・
そのシステムが「心柱制振システム」(心柱型付加質量機構)
というやつで、このタワーの設計のために開発されたのだそうです。

法隆寺などの日本の古建築多重塔が有史以来、震災で“倒壊”
した史実がないのにヒントを得て開発されたシステムだそうです。
“温故知新”ってやつでして・・・天平の匠の凄さを改めて感じます!

完成したら是非登ってみたいですね!!

1スカイツリー近景1.jpg

(スカイツリー近景1)

1スカイツリー近景2.jpg

(スカイツリー近景2)

1水面のスカイツリー.jpg

(水面のスカイツリー)

1浅草から見たスカイツリー.jpg

(浅草から見たスカイツリー)

↓こちらもご覧下さい(クリック!)
「東京スカイツリーHP」
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