春日井支部広報委員:湯浅です。
出雲大社平成大遷宮の工事現場が見学できるとの噂を聞き、
夏休みを利用して行ってきました。
出雲大社(正式名:杵築大社)といえば、若いころ「建築史」
で、“高床・切妻・妻入り”の建築様式を代表する建物として
“お勉強”しましたね!(^^)/
現在、出雲大社は60年ごとに行う遷宮工事に入っており、
御本殿は、大きな仮設上屋に覆われ、屋根の檜皮の葺替えや
傷んだ部材等を修復する工事をしています。
(施工:清水建設梶j
今回、歴史上初めて遷宮工事現場内部を一般公開するとのこと
でしたので、島根県まではかなり遠かったのですが・・・
家族連れで頑張って行ってきました。(^^)
60年前の遷宮以前は、作事場に一般人が入れることなど
なかったそうです。 神聖な場所ですから。
※女人禁制で大社の巫女さんも御本殿には入れないし、
天皇陛下でも御本殿下の回廊までしか入れないとか制約が
あるのだそうです。
そんな神聖な社の中は当然写真撮影等は禁止で、作事場内部の
写真はありませんが、こちらをご覧ください。m(__)m
(パンフレット)
(見学会の記念に貰えた本殿屋根の古材等)
(出雲大社参道)
(出雲大社拝殿)
※拝殿の後に見えるのが御本殿を覆う仮設上屋、
左側が遷宮に伴う仮本殿です。
(大国主命像)
※大国主命が天照大神にこの国を譲られてたのを記念して
建立されたのが出雲大社の始まりです。
(古代出雲歴史博物館)
古代歴史博物館内はノーフラッシュなら撮影OKです。
(建物概要)
・構造:鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨造)
・階数:地上3階、地下1階
・設計:槇総合計画事務所
・施工:大林組、中筋組、岩成工業他
・敷地面積:57,000m2
・建築面積:9,444m2
・延床面積:11,854m2
・総工費:68億円
・竣工:2007年3月
(発掘された宇豆柱)
※2000年の御本殿敷地発掘調査で発掘された御柱
(直径約70pの杉の巨木3本1組にしています)
(平安時代の出雲大社復元模型)高さ地上16丈(約48m)
※平安時代貴族の教科書:口遊(くちずさみ)に記載されている
高さです。
(個人的には発掘された宇豆柱と合わせて、かなり信憑性がある!
・・・と思います。)
(加茂岩倉遺跡出土の銅鐸(国宝))
(荒神谷遺跡出土の銅剣358本(国宝))